ブラジルの養蜂に活用される「アフリカナイズドミツバチ」

養蜂に大活躍なのは「セイヨウミツバチ」です。
巣を守る力や蜜を作る能力が高い事から、世界中の養蜂で活躍しています。
現に日本の養蜂業でも使われているので、私達の生活とは切っても切り離せない存在です。
ブラジルの養蜂で大活躍しているのが「アフリカナイズドミツバチ」です。

アフリカナイズドミツバチは外来種である「セイヨウミツバチ」と在来種である「アフリカミツバチ」が交配した事で誕生したミツバチで、プロポリスを作る能力に優れています。

アフリカナイズドミツバチは防衛本能が非常に高いのが特徴的で運動力もセイヨウミツバチの数倍はあると言われています。

つまり、広範囲にわたり蜜や植物の樹脂を集める事ができる為、ブラジル産プロポリスが高品質であるという理由の１つだと言われているのです。

ブラジル産プロポリスは色が異なるものが存在するのも特徴的です。

グリーンプロポリス・レッドプロポリスなどが有名な例でしょう。

基本的に世界中で採取されるプロポリスは「こげ茶色」をした「ブラウンプロポリス」です。

世界的にみて「色が特殊」なプロポリスはブラジル産にみられる傾向です。

ブラジルには多種多様なハーブ・薬草類が豊富に自生しています。

このように自生植物の特徴が「色」として表れていると考えられるでしょう。

アフリカナイズドミツバチがもつ「プロポリスを作り出す能力」とブラジル独自の「自然環境」が組み合わさって「ブラジル産プロポリスの品質の高さ」を作り出しているのです。