日本原産のプロポリスが殆ど無い理由

日本原産のプロポリスが殆ど、無い理由としては大きく２つあります。

１つが「日本の自然環境がミツバチにとっての外敵が少ない事」です。

ミツバチは雑菌などに対抗するためにプロポリスを作り出します。

しかし、日本の自然環境が諸外国と比較すると清潔な為かミツバチはプロポリスを作らなくなってしまうのです。

また在来種であるニホンミツバチはそもそもの防衛本能が弱く、外敵が来ると巣を守らずに新しい巣を作ってしまいます。

沖縄の一部では採取できる

とは言え、沖縄ではプロポリスがわずかながら採取する事ができます。

殺菌力の高いオオバギという植物を材料をしています。

市販されるほどの量は採取されていないので、国産のプロポリスを利用してみたいという方はネットショップなどを活用して購入する形がよいでしょう。

ブラジル産のプロポリスは世界最高品質だという評価を多く集めています。

その要因としては、プロポリスの王様と呼ばれる「グリーンプロポリス」の存在が大きいと言えます。

グリーンプロポリスには桂皮誘導酸である「アルテピリンC」という成分が豊富に含有されています。

この特徴は世界中のプロポリスの中でも、グリーンプロポリスにのみ見られる特徴の１つです。

現状、国産のプロポリスよりも海外産プロポリスのほうが人気が高いと言えます。

ブラジル産以外にも、ニュージーランド産やオーストラリア産のものも品質が高くフラボノイドが豊富に含有されています。

プロポリスは蜜蜂にとって過酷な環境であればあるほど、より強力なものが作られます。

その為、日本産のものよりも海外産のものが注目されるのかも知れません。