プロポリスの事をよく、「蜂蜜の種類」だと思っている方も多いですが、まったく異なる素材となります。
蜂蜜は蜜蜂が自分たちが食べる為に作り出すのに対し、プロポリスは雑菌などに対抗する為に巣の出入り口に塗り固める固形物となります。
販売されているプロポリスは液体であったり、プロポリスエキスを包んだサプリメントなどが多いので「固形物」と言われてもいまいちピンとこない方も多いでしょうが、私達が普段目にする製品は「プロポリスの原塊」から「プロポリスエキスを抽出したもの」となります。
そして蜂蜜のような甘さがあるかと思いきや、プロポリスは独特の風味を持ち控えめにいっても「美味しい」とは言えません。
全く別ものと言える、プロポリスと蜂蜜ですが、「プロポリスが溶けだした蜂蜜」を作るミツバチがいるんですよ。
今回は一風変わったプロポリスについて紹介します。
プロポリスが溶けだした蜂蜜を作るミツバチ「ハリナシバチ」
ハリナシバチはハリを持たないミツバチです。
また、私達が一般的に想像するハチの巣とは全く異なる巣をつくります。
ハリナシバチは熱帯地域に生息しています。
一般的にミツバチは六角形のハニカム構造の巣を作る事で知られていますが、
ハリナシバチは丸っこい巣をつくり巣全体がプロポリスとなっています。
この巣(プロポリスの中)に蜂蜜を作ります。
一般的な、はちみつは甘いですがハリナシバチの蜂蜜は甘酸っぱい特徴があります。
これは蜂蜜にプロポリスが溶けだしている事が要因だと考えられています。
飲みにくいプロポリス、甘い蜂蜜というものを私達は想像しがちですがこのようにちょっぴりい変わったプロポリスもあるんですよ。
健康目的で飲む場合はブラジル産のグリーンプロポリスなどが良いでしょうが、珍しいものを口にしたい場合はこのような一風変わったプロポリスを選んでみるのもよいかも知れません。
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